ぽこぽこうんぽこ

誰かチャンスをください。頑張って自分なりに小説を書いています。

2022年2月に見た映画

 三日坊主にはならないように頑張ってるぜ。

 

前回の分はこちら。X-MENの話です。

worldplplpl.hatenablog.com

 

さて、今回は

  1. ショーシャンクの空に(1994年)
  2. ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009年)
  3. ハングオーバー!!史上最悪の二日酔い、国境を超える(2011年)
  4. リング(1998年)
  5. ハングオーバー!!!最後の反省会(2013年)
  6. TENET(2020年)

いやあ、観たい映画を見た感じですね~~~~~~~

それでは、行きます。

おすすめはTENETです。ていうか、全部見ていて当然の作品なのでオススメしようがないですね。

 

ショーシャンクの空に(1994年)

7点 良い映画です、感想はそれだけ。

見た日 2月11日
多くの人の人生ベスト5に入ってる映画のイメージ。実際そうだった。
例え、全てが奪われたとしても希望をもって生きようという主人公の思考。主人公のように高学歴でモノゴトを多角的にそして人生の豊かさ自由さを知らない周りの人たちには伝わらず、ただ伝えようと努力をする姿。それが受け入れられ、悪い方向ではあるが所長等にも目をかけられる魅力あふれる人間、生きていくならこういった姿でありたいとは思う。
それが刑務所の中で繰り広げられているギャップ。それら含めて以降の作品に影響与えまくったであろう元祖を見せられている様な感じ。そこまで古い映画ではないので元祖は適切ではないと思うけれど、視聴者側からすると若い人にも通じるかどうかはわからないけれどショーシャンク系の話という括りができていると思う。それに、ここまで良い映画とおっさん世代が言ってるんだから継承もされている。

元祖でしっかり面白い時点で評価はされるだろうけど、そこまでメッセージ性が強い映画やこれといった名シーンがあるわけでもないのに何故ここまで人気があるんだろうか不思議。主人公がここまで逆境を這い上がって人生やり直すというポジティブな流れがウケるんだろうな。一人の魅力ある男の魅力ある人生にフォーカスするスタイル最高だね。
スカっと系のオチで人生まだまだこれからだって感じのお話。
スティーブン・キング繋がりでも、グリーンマイルの方が好きかな!

 

ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009年)

9点 最高の仲間と過ごす最高になるはずだった夜の話

見た日 2月11日

見たのは2回目だと思う。

最高。独身最後の日にパーティーをしてくれる仲間と過ごす最高の夜は最高だよな。

ベガスで起きたことはベガスに置いてこい。義父の言葉も感動する。

朝起きたら風呂場に虎がいる。歯もない。赤ちゃんも産まれている。おまけに友達いない。いったい何が…、しかもいなくなった奴は結婚式が控えていると言う展開で終始大笑いしてました。

ヒゲデブナードを演じるガリファナキスとかいう名前も最高だし、ヒゲのおデブのキャラも最高。イケメンも最高。歯医者のラブストーリーにも目が離せない。彼らの行動全てが愛に満ち溢れている。映画。続編がある。まだまだ人生楽しいことばかりだぜ。

エンディングも見逃すなよ。

 

ハングオーバー!!史上最悪の二日酔い、国境を超える(2011年) 

10点 ナンバリングの2作目は駄作、これと初代スパイダーマン以外はな

見た日 2月14日
本ブログ記事が始まって恐らく更新されることはないであろう最高得点を記録。

加点要因としては、前作でもある最高映画こと、ハングオーバーをこの前に見たばかりだから。

ベガスのことはベガスに置いていけ。そんなベガスおやじの言葉が忘れられない中、次はバンコクへ。ステュ、愛に溢れた男そしてアジア女と結婚。しかし、アジアの親父は全員カス。誇りでもある息子を崇めて、新郎を蔑む義父とそれに油を注ぐアランの名スピーチ。アジア人は全員人種差別されてしかるべき存在。
上記の通り、アランは今回も爆発。うっかりして計画がしくじってしまったばかりにまたもや独身パーティーは波乱の展開。
ステュの顔面タトゥー。テディの指。何が解決したのか?そんなことは関係ない。一夜にして人生ってのは変わるもんだ。変えて見せた、その証が形になっただけだ。バンコクのことはバンコクへ置いていけ。最高の映画だ。早くバンコクに行って、独身パーティーを開きたい。尚、嫁はいない。マイクタイソンの無駄遣いも最高。口を開けば最高しかでてこねえよ。

コークが違法なジャパンに住んでるお友達はコークを決めたとんでもねえやつらをコーラ片手に飲もうな。

 

リング(1998年) 

10点 日本のホラー映画はこれで完成されてると思うわ。

見た日 2月17日
DBDとコラボ始まったし見ようかなーって友達と話して、そしてみた。ちなみに、DBDは飽きてるのでやってない。
ホラー映画のヒロイン、ちょっとエロがち。松嶋菜々子がハチャメチャ美人。
テレビでゲームしながら寝落ちとかすると、自動で待機モードとかに入ってテレビモニターのバックライトだけはついていて目が覚めるとそこだけ少し煌々としていて非常に不気味。

電源消すのもはばかられるし、電源消した後にモニターに反射した自分の顔が一番不気味。本当に怖い。リングのせいでテレビ離れが進んだ。違いない。


90年代のホームビデオ感ある演出、当時を知る世代にはビンビンに刺さるよなあ。

加えて、これはアメリカでは大ヒットしたけど日本人が見るとB級ホラーでしかなかったパラノーマルアクティビティと同じような演出ですよね。ホームビデオっていうのは日常が出て、身近なホラーっていう印象が強く与えられる。低予算であるから言い訳ではあるけれど、逆に低予算ならではの工夫と視聴者へ与えられる印象がマッチしていて感動する。

ちなみに、パラノーマルアクティビティは固定カメラ(監視カメラ)という点も面白いよね。ただ、向こうのポルターガイストってただの地震だって説が有力だから、そんな背景を踏まえても面白くない。リングはビデオテープと言う何が見れるかわからないブラックボックスバイスと言うところが良いよね。

ホラー映画ってアイデア勝負みたいなところがあるし、その中でも日常、都市伝説、実際に起きる事件がリンクする上手く扱った作品だと思う。リングってそこともかかってるのか!?
劇中90分で事件→推理→解決の流れを汲んでるところも納得感があって良い。過程で訪れる災難も面白いし、タイムリミットが決まっているからハラハラもするミステリーの扱いも上手すぎる。もう全部褒めてる。小さい頃に見たこともあってか大好きなんだなあ。
去年にDBDにハマってから名作古典ホラー映画の悪魔のいけにえ、ハロウィン、スクリーム、13日の金曜日エルム街の悪夢エクソシストとかを見た。さらに、最近話題になったようなパラノーマルアクティビティ、コンジアムも併せて見たけれど、どれも面白いとはいえ、やっぱり過度なCGを使用していないホラーはそれだけで魅力がある。本来CGで演出するべき要素を予算もない中アイデアで補っているように思えて嬉しくなる。ホラー映画としてもジャンルがそもそも違うように思えるし、和洋の差なんかもある。本当に、初心者はみんなリングを見てほしい。若い子には伝わらんかもしれんけど、日常に立ち込める暗雲。非日常の描かれ方が最高。

f:id:Worldplplpl:20220313024623p:plain

松嶋菜々子が骸骨を抱きしめているシーン。
美人を井戸の中に追いやってビチョビチョのまま核心へ…。
やっぱりホラー映画はヒロインが不幸に遭って何とかする様なんだよなあ!!

神経衰弱した美人とハンサムと忌み子というフェチズム。

井戸の中での限界を迎えたビチョビチョの松嶋菜々子と骸骨というあまりにも画になる並び。デスクトップの壁紙にしたい。

嘘。したくない。10年以上ぶりくらいに見たけどもう二度と見たくない。勘弁してほしい。ホラー映画なんか作らないでほしい。これ以上日常に恐怖をもたらさないでほしい。
貞子の呪いがダビングで続くって言うのはどないやねんとは思った。もうこれ以上無理じゃん。続編もあるらしいがあまり興味はない。

 

ハングオーバー!!!最後の反省会 (2013年)

15点 ありがとうハングオーバー。永遠に…。

見た日 2月19日

ハングオーバーシリーズ最終章。チャンの脱獄から始まる物語、そして終わる。
仲良し三人組のうちの一人が結婚しアランと出会い、独身パーティーではラスベガスではっちゃけチャウとも出会った。ついでにマイクタイソンとも出会った。数年経ちステュも結婚しバンコクの挙式ではステュの義弟とも出会い、チャウを殺し復活した。ついでにマイクタイソンともまた出会った。そんな前作から4年?が経った。
人との出会いは一期一会、毎日を生きてたまに物語に出会う。劇中ではせいぜい数日だけの物語だろうが彼らはこの時を忘れない。ほんの少しの思い出を糧に人生は彩られる。ほんの一夜の出来事で人生が大きく変わり、その変わった人生に慣れた頃にまた人生を変える出来事に出会える。彼らの人生を見ることで、視聴者の人生も変わっていくのかもしれない。ハングオーバー素敵な物語だ。
1,2と突拍子もない前作のおまけみたいなやつらが暴れる程度の内容化と思ったらしっかり伏線が貼られており、回収していて、上手くまとまっている。笑顔で四人が集っているシーンを見たら泣いちゃうよ。ていうか、この映画ダグ全然映ってねえな!!!!最高の四人組!チャウも大好きだよ!

映画監督している人がもう次回作はないよって言ってるので本当に終わり。

トッド・フィリップス監督、『ハングオーバー』4作目は作らない | Hollywood News - ハリウッドニュース

また、人気シリーズということで続編が期待されるが、監督は「『ビバリーヒルズ・コップ』や『オースティン・パワーズ』『ラッシュアワー』といった素晴らしいコメディのトリロジーは、みんな3本だ」と語り、「10年後に4本目ね? それは分からないな。そうは思わない。彼らは死なないけど、これは彼らの人生におけるこの章の終わりなんだ。間違いなくね」と本作が最終章となることを明言した。

粋じゃんよお…。最近で言うと鬼滅の刃とかもそうだったけど、面白い作品は如何に熱があるうちに終わらせることができるかどうかよ。

ただ、ビバリーヒルズコップもラッシュアワーも続編欲しいけどね。やっぱり、この手の映画は何本でもみたいわ。ただし、一度でもコケたら汚点でしかないし足踏みしていると古臭くなるしで大変なんだろうなあ。

ブレードランナーマトリックスも何十年ぶりに新作やったって微妙な評価でしかないんだよなあ。

遊星からの物体Xファーストコンタクト、ゴーストバスターズの新作みたいに元の作品ありきのリメイクでお茶濁すしかなくなるのも元作品を知っているオタクたちは見ていて悲しくなるしな。

 

TENET(2020年) 

8点 強烈な映画体験 大切にしろ…、この映画との出会いを。

見た日 2月23日
クリストファーノーランの難解な映画のヤツ。インセプション大好きっ子兼ダークナイト大好きっ子なのでかなり贔屓目に見ていると思う。けど感想いきますよー。
ところでこの監督、本格SF作品で人気な映画を作る監督として受けいられらているのスゴくない?こんなわけのわからない映画をみんな理解してみてるとは思えない。

まあ、難解な~という枕から始まる感想や評論の多さがこの作品に対して世間が抱いているイメージ。理解の難しさあるいは諦めか…を物語っているのだけれど。


何が難解かと言うと、何が起きているのかがわからないという根本的なところが原因。これは、高校生の頃の数学と英語の授業を思い出すぜ。そこに座っていたはずなのに何が起きているのかがわからない。更に、周りの人間も何が起きているかを理解していないし、インターネットを調べたらわからないってレビューか、そいつらを納得させるべくして記された解説ばかりが散見される。


さて、本題ですが逆行弾という放たれた銃弾が銃に戻っていく弾の存在。プルトニウムキエフとかいうロシアなのかEUなのかよくわからないところに位置して政治的にも厄介そうな国と言うイメージしかないウクライナの首都周りが舞台。(なんと、ロシアとウクライナが戦争状態になるとは思わなかった)

陽子だとか重力だとか放射線、化学のイの字もわからない皆には何が何だかわからないよね。でもね、こんなのは理解しなくてよいんです。だから冒頭にも「頭で理解しないで」と科学者が主人公へ説くシーンが挿入されていましたよね。
SFは理解しなくてよい。ヤクザ映画は強面の俳優が怒鳴り、殴り合うアクション映画。ホラー映画はどれだけ安価にテクニックで他の映画との差を埋めるかを楽しむ。それぞれの作品を楽しむコツというものがあり、それらは作品を大量に浴びることで学ぶか、「映画の見方」なんていう情弱タイトルで釣ってる本を読んで学ぶしかない。それらノ

ーランは一番最初に見せてくれている。未来を変えるために過去を変えろ。過去を変えてもらうために未来を変えるな。これを同時に行う必要のある主人公の境遇やいかに。そら、考えてたら間に合わねえよな。
タイムリープではないけれど、この映画は2時間半のうち本当に過ぎている時間は1時間30分くらいしかない。なぜなら時間が逆行しているから。そのことにどれだけ気づきがあったか、理解をできていたか、本作はミステリーではないが答え合わせの時間が設けられる。ノーランは俺たちを試している。強烈な映画体験を俺たちに与えてくれている。質の高い作品の多くは説明がされないため謎で構成されているが、理解させるたりうるタネ、糸口、言葉、証拠がちりばめられている。それらが組み合わさったとき視聴者によって、程度の差はあれど作品は完成される。
日本の現在は高齢化社会という若者が老人を支える歪な構造が形成されている。TENETの世界では未来人が未来のために過去を変えようと奮闘する。将来、このビジネスが確立されたとき一部の金持ちが大枚をはたき未来人の未来をも捨てて過去にさかのぼらせて金持ちらの未来及び過去を良いものにするために奮闘する時代が来るのかもしれない。こんなものがあったって一部の人間にしか恩恵はないのに。誰が誰のために動いているのか労働者階級に考える余地はない。「一度きりの人生」なんてのも今は成功者が我々庶民に語る都合の良い方便だが、将来は人生体験を売買する企業のキャッチコピーになっているのかもしれない。
俳優陣についてヒロインの女性が長身で小顔でとても好み。白人の訳アリモデル体型の超美人ギャングの嫁は全員なぜここまで魅力的なのか。ヒゲ面のムキムキの軍人の黒人も大好物。それに協力するよくわからない秘密結社のシオ顔イケメンの参謀実務何でもござれの便利白人。もし、文化祭の出し物でTENETの劇をやることになったらコイツの役に立候補したいね。
圧巻の戦闘シーン。過去と未来が平行に存在する作品。エロい極道の妻。良いSF映画です。一度キリの人生を楽しんでいこうぜ、ノーランは俺たちにそう言ってる。俺にはわかる。