ぽこぽこうんぽこ

誰かチャンスをください。頑張って自分なりに小説を書いています。

2022年1月に見た映画

 インプットアウトプットとか昨今の意識高い系の波に抗えない奴らが増えてきたな。かく言う俺もそのうちの一人だぜ。

 でも、インプットもくそもYoutube見てるだけでそれアウトプットされた情報をインプットしてるだけでそれをアウトプットって、何次下請けの案件をつかまされてるんだ?ムカデ人間で語られたクソを栄養にクソを輩出するみたいなシステムが構築されている。

一次ソースが一番良いとか、一番風呂が良いとか、そんな封建的な話をしてるのか?俺は何に憤ってるんだ?

 

ということで、今まで漠然とTwitterに流したり流さなかったりの映画評価を映画見ながら書いた感想文と共に放出するぜ!

 

今月の見た映画は以下の通り。X-MENを見たくてX-MENを見たって感じです。

  1. x-men2
  2. x-men ファイナルディシジョン
  3. X-MEN:ファースト・ジェネレーション
  4. X-MEN:フューチャー&パスト
  5. デッドプール
  6. X-MEN:アポカリプス
  7. X-MEN:ダーク・フェニックス
  8. デッドプール

それじゃあ、やっていくぜ

2022年見た映画1月版。感想と10点満点の点数も添えて。

 

[X-MEN] 

8点 原点にして頂点

見た日 2022年1月8日
X-MENは人権系の話が絡んでくるため、他のマーヴェル作品とは違う正義が発生しているという点と初期のマーヴェル映画ということもあってしっかりおもしろい。初期作品というのもあって結構静かな作品。
おじさんが女の子追いかけるシーン、全然恋愛に発展しないおじさんウルヴァリンは見ていて安心する。
今のところ、プロフェッサーVSマグニートのおじいちゃん因縁の相手同士のケンカ、というかずっとそうだった。
本作はミュータントの数がだいぶ少ないのでアクションシーンもあまりないんだけれど、そのおかげで上手くまとまってるように思えた。
以降の作品はキャラが増えたせいで印象付けのための無駄なアクションシーンや展開がだいぶ増える。本作が一番コンパクトでアメコミというか後のマーヴェルシリーズにもつながる一作目としては本当に完璧の出来だと思う。派手さは足りてないかもしれないけどそこまで求める必要はないし後の作品を見ればよい。

 

[X-MEN 2] 7点 続編として繋ぎとして優秀

見た日 2022年1月9日
プロフェッサー学園誘拐拉致編。なんでジーン死ぬねん。ストライカーださい。ウルヴァリンの過去とか爪痕残してくるなあ。ウルヴァリンの爪だけに…。
ミュータントの過去編は後々の映画のテーマやスピンオフ作品にもつながるし良い展開見つけたなあ。ナイトクローラー強すぎ、脈ありにも思えたナイトクローラーとミスティークの交尾見た過ぎ。そして、1にも続きミスティーク有能すぎ。ホワイトハウスに侵入した奴って、範馬勇次郎以来では?大統領への先生、青ゴリラやプロフェッサーのような人間のおかげでミュータントは生きていけるいいよね。
ラスト、ジーンが死んだことを連呼するウルヴァリンの空気の読めなさ。サイクロップスはいつになったら活躍すんねんこいつ。プロフェッサー陣営の主要メンバーの死とウルヴァリンの活躍という物語の動きは良かったけどね。

 

x-men ファイナルディシジョン] 

7点 シリーズラスト ミュータントは人間か否か

見た日 2022年1月9日
ジーン蘇生からのマグニート拉致からのジーン大暴れ編。
ジーン、強すぎ。エクソシストAKIRAの鉄雄を足したような強さ。プロッフェッサーやストーム、マグニートも大概にせえよってレベルのバケモノだけど、こいつだけなんでも塵にできるとかぶっとばせたりなんでもありすぎ。目からビーム出る男とか、ちょっと強めの再生力高い硬い爪出すおっちゃんがどうやって勝つねん。いいえ、愛があれば勝てました。
それにしてもCUREというミュータントを強制的に人間に戻すというアイテムが有能すぎる。CUREを打つことが人類(ミュータント含む)のためになるのか、騒動なんかも結構面白いよね。

ちょっと人権問題に繋げすぎ感もあるけれど、シリーズが進めば進むほどマニアックな話に繋げていくのは良い。昨今のトレンドにもあっているのだけれどそれを既に描いていることがX-MENが評価されているところだよね。
CUREのおかげでマグニートは生きがい失って大変だなあ意味深ラストは何?

ところで、とある科学の超電磁砲が好きなのでこういうの見るとわくわくするおすすめです。

無印のときにウルヴァリンとのヒロイン?模様が微かに描かれていたローグは退場、ヒロインなのかどうか微妙な立ち位置での活躍、ありがとうございました。ジーンの方が扱いやすいんだろうな。でも、ジーンはめちゃくちゃだからお前くらいの女が暴れてくれたら良かったのにな。
ハリウッド映画のとりあえず恋愛絡めて世界救う展開、セカイ系って言えるのかな。恋愛一切絡まない俺みたいな視聴者には急にファンタジー色強くなってなんかなーってなるよね。そういうものだと理解してる映画好きと言う認識はあるけど。ていうか、ミュータントが既にファンタジーだろって?みんな違ってみんなよいというテーマをミュータントに置き換えているだけという認識ができていない脳内お花畑は黙ってろ。
ところで、サイクロップスは1作目は頑張るで!2作目はジーンェ…、3作目はジーンェ…(死)だし、もうだめですこいつは。

シリーズはとりあえず終わり。

 

[X-MEN:ファースト・ジェネレーション]

5点 新シリーズ それキューバ危機である必要なくね?


見た日 2022年1月10日
ウルヴァリンシリーズはスピンオフ感強めなのでちょっと飛ばしますわ。
X-menありきの新シリーズ、ただしこれは過去編。これはマーヴェルの作品を自分が嫌いな理由として説明もなにもなく新シリーズを初めて前作見てて当然というスタンスのくせに、別の世界線ですから!!!!で片づけるの適当すぎ。

みんななんでこんな映画シリーズを褒めたり世界線がどうのこうのって語ってるのかわからない。要は矛盾を説明できないけど、新シリーズ作って金儲けしたい映画会社の作戦に脳死肯定マンがいっぱいいるだけだろ。


舞台は当たり前のように第3次世界大戦が目前となった冷戦下のキューバ危機。つまり、1960年代に戻ったわけです。プロフェッサーXとマグニートがまだ20代くらいの若造。それでも二人は飛びぬけて優秀なんだけどね。やっぱりすごい人って若い人から只物じゃないんですよね

そして、戦争需要でそれでワンチャン狙ってる組織とそれを阻止する組織ができあがった。最近のマーヴェルシリーズ特有の新規は置いていくのが当然のように思っているような作品づくり嫌い。

ミステイクがアイデンティティを獲得するまでの流れ、其れの助けにもなったマグニートが持つ偏りすぎてはいるけど、ミュータント仲間意識の徹底ぷりには感服するしこの映画の一番の見どころ。

ていうかお前らそんなに古い付き合いやったんかい。

ラスボスは全てのパワー吸収して放出するとかいう他のやつらの面目立たないやろってくらいのぶっこわれでしたけど、パワーを与えたら爆発しました(なぜ?)。それよりも、赤い顔のナイトクローラーの先祖みたいな悪魔が強すぎる。テレポート系の相手って本当に絵になるしカッコよいんだよな。しかも、一般人を抱きかかえて上空にテレポートして手離して落とすを繰り返すあの技最強すぎる。後にナイトクローラーが覚醒するシーンでも人道を外れた技を使うけど、本当になんでもできるし設定に無茶があるわけでもないし下手にジーンの能力とか説明されるよりも恐怖ある。

肝心の大筋のストーリーと言えば実際のキューバ危機と合わさった結果よくわからん要素が足されてしまったせいで終始第三者同士が暗躍して結果解決に導いていて腑に落ちない。

ただし、私はキューバ危機の話が大好きなので好みではありました。ノイズではあることに間違いはないけれど。

 

[X-MEN:フューチャー&パスト]

7点 このシリーズって、ミスティークが主役だな

見た日 2022年1月10日
ヤバイ未来になったので過去変えてくる編。過去のプロフェッサーは病みすぎていて話にならない。高速移動のやつは最強だし(なぜか途中で消える)、ウルヴァリンの爪は骨になっているのでマグニート対策ができている。キティの過去に行ける能力はいったい何?なんか都合の良い奴がそろってるぜ。ちなみに前作の突発的に出てきた優秀そうなミュータントたちは全員死んでました。
本作でもマグニートのミュータント仲間意識の強さがこのX-MENシリーズという物語を動かしていく。目的のために突き進むウルヴァリンに感化されたプロフェッサーが未来の自分とウルヴァリンを介して会話するシーンは感動。ミスティークの運命がミュータントと人類の未来すらも握っている。俺たちの未来はどっちだ!
それにしても全作通してミスティークへの対抗策がプロフェッサーが総当たりするしかないのヤバイ。

作中ほぼ最強のマグニートはミュータント極右思想だけど頼りにはなる。ただし、すぐ裏切ってスタジアム落とすし未だに有効手段が提示されていないのいい加減解決しなければならないのでは。これは、他のスーパーヒーロー作品でも同じですけど。
正直終始よくわからない展開でしたが、荒廃した世界唯一の希望で過去改変からのこれまでの日常を取り戻すための過程とエンディングはみんな大好きだよなあ。

ミスティークが世界を救ったということで、次回以降というか未来はX-MENが世間からヒーローとして認められているのでとても重要な話になってるんですよねー。これは、後の作品を見ていくにつれてわかるんですが。

上記でわけわからん感じの感想を述べていますが、ラストと途中にとても良いシーンがある映画なので評価は高いです。全体の仕上がりはかなり微妙ですが。本当にミスティークが良いキャラクターです。

 

[デッドプール]

9点 無駄がない、つまり完璧ってこと

見た日 2022年1月10日

実は、映画館で公開された頃に見ました。

不良がX-MENに誘われつつも知ったことかと大暴れするラブストーリー(グロコメディ色の方が強い)。

これまでのミュータント達は生い立ちや思春期のような悩みを抱えているけれど、デッドプールはかなり人間色が強くて魅力がある。

観客に向かって語り掛ける等のメタ演出もキマってる稀有な作品。

マーヴェル映画の中で一番好きかも。R指定になっているためグロ要素あり、ただしこれも良いアクセントになってる。

なぜかX-MENシリーズは活躍もしないくせに新キャラクターが都度登場したりするせいで無駄なシーンが多いけれどデッドプールX-MENスピンオフのくせにそれを逆手にとってデッドプールの圧倒的主役感で席巻してくれるので最高。本当に、無駄がない。

 

[X-MEN:アポカリプス]

3点 無駄しかない。つまりカス

見た日 2022年1月16日

1/16  3点
このマルチバースっていうか、時代と共に映画の予算が増えたせいで過去編のはずが20年前に公開された未来の映画よりも設備が整っていたりするのアホ臭くならないのかな?
へそからビーム出すやつとサイクロップスが兄弟の設定について前回60年代キューバ危機の話をしていたのに、80年代になっての新設定は無理がある。あと、高速で走るやつはなんでアレックス(へそビーム)を救えなかったんだよ。わざわざスローモーションの謎シーンが付け足されていたのにアレックス救えなかった説明になってないだろ。それに、アレックスが死んだことでサイクロップスはウオオオ!!って一瞬なっただけで物語に影響があったわけではないしマジで無駄な死。ちなみに、俺はアレックスが後づけの過去編でサイクロップスのパクリキャラとして出てきたこと許してないので。
青ゴリラ天才すぎる。アメコミって昔の日本のロボアニメの天才博士が作った!の設定をアホみたいに使いまわしすぎだろこいつ一人でなんで飛行機もその他、ミュータントが日常でも使えるデバイスから何まで作成してるんだよ。
ナイトクローラー良い奴すぎるけど、もっと能力活かせよお前めちゃくちゃ強いよ。ナイトクローラー含め他のミュータント全員、電界があれば能力まともに使わなくなるって何?この世界、全ての電力発電機に頼りすぎだろ。
アポカリプス、機械なんていらない俺がいるから…って、つまり機械あればお前いらないからそれに拗ねてるだけだろ。能力はめちゃくちゃ強かったけど、そもそもジーンやプロフェッサーのようななんでもありキャラに対抗できるキャラなんか新しく作ったってまともに活躍できるわけないんだよなあ。そのために、ジーンの闇落ちとしてダークフェニックスが生まれたわけで。
エンジェルのシリーズでのキャラ重複と噛ませキャラ具合、四騎士の設定無理矢理付け足すにしてもいらないだろこいつ。ついでに、剣を出すキャラもいらないし実際の剣持つ必要ないだろ。これについては、ミスティークが剣でアポカリプスの喉元を掻っ切るための伏線と言うか必要な要素ではあったんだけど。
ミスティークが喉掻っ切る繋がりでいうと、足早い奴最強説は今回の作品で覆されてしまったね。動体視力最強の創造系能力者相手に詰むとは思わなかったなあ(なんだそれ…)。途中で差し込まれたスローモーション全員救出時間は謎尺で腹立つ。ついでに、前述のアレックス救われなかった展開も謎で二重に腹立つ。
全体的に話がめちゃくちゃすぎ。キューバ危機からの核兵器根絶の世界消滅の危機と言う流れはまあわからんでもない。ただし、世界史に話を組み込ませてしまうと、原作の後づけストーリーの処理に無理が生じてしまうからよくない。キューバ危機に似たような危機が発生するというような展開にした方が良かったと思うわ。ボスの印象付けが弱いわもっと世界がもっとワチャワチャするシーンとかシンゴジラみたいに現代兵器が軒並み通用しない!とかのシーンを出してくれないと世界危機っぽくない。なんかミュータント同士が街壊しつつ喧嘩してるくらいにしか見えないわ…。まあ、現代兵器が通用しないのはマグニートの存在から言うまでもないんだけど。シーズン2の最終作でしたが、全体大風呂敷広げすぎたなって感じ。

 

[X-MEN:ダーク・フェニックス]

4点 なあ、ジーン。お前の事もう誰も好きじゃないのかもな

見た日 2022年1月29日

長々と楽しんでみてきたX-MENシリーズもとりあえず最後に来てしまいました。
ジーンって太陽フレア吸収してしかも異常なしってもうミュータントとかのレベルじゃないだろ…。そろそろ規模が拡大しすぎている中でプロフェッサーXの存在価値がなくなってきたかも。
謎の宇宙人登場からのジーンに太陽フレアは宇宙の力!解き放て!と助言をもらったジーンは無事ダークフェニックスへ覚醒←全てが意味不明
ジーンを殺す派となんとかしる!派に分かれて戦闘、またマグニートは地下鉄ちゃぶ台返しとかいう大技をやってのけ勝利するもジーンとかいう最強女の前では何もできず。チャールズはずっとジーン並びにミュータントと人間の共存を誓っていただけに言葉で説得。しかし、謎の宇宙人に全部持ってかれる。だから、謎の宇宙人は何?
お待たせしました列車での戦闘シーン。さっきまで敵だったけどミュータントの明日を守るために共闘するシーンは毎回ムネアツですね。ただ、この場面に来ても宇宙人がなんなのかはわからないしジーンがなんなのかもわかりません。もうこの二人がこの映画を動かしています。
後の奴は全員ジーンの下位互換の有象無象。それに対抗している宇宙パワーを秘めた宇宙人は本当に誰。もう、X-MENが何なのか俺にはわかりません。これはX-MENの名前を語ったジーンが主人公の映画です。ウルヴァリンのスピンオフ、あれを見たほうが良いと思います。もう意味が分かりません。
ちなみに、興行収入が歴代でも最悪だったらしく今作が最終とのこと。そら、もう無理だろうよ。マーヴェルさんお得意の過去全部なかったことにする例のアレ、さっさとやっちゃって終わりにしてしまえ。
ラストのチャールズとマグニートの対話。そして、チェスを持ってくるシーンは初期映画シリーズのラストをなぞっていて良いですよね…。結局この二人の喧嘩が物語突き動かしてるんですわ…。後は有象無象。俺の言ってること間違ってます?
ジーンがずっと微妙。暴走するし、暴走もせずに制御もできるし、自分勝手だし。なんか愛嬌もないし。みんなあんまり好きじゃないんだよなあ。こう言うキャラが駄目ってわけではないけど、ヒロイン感もないから愛着がないんだよなあ。それに尽きる。
繰り返すようだけれど、とりあえず、ジーンが無駄。仕方ないキャラクターなんだろうけどね。MARVELのシステムが生んだカスだわ。みんなこんなキャラクター許したら駄目だよ。宇宙エネルギー秘めてるから最強なんです!じゃねえんだよ。クソキャラなんだよそういうやつは。

 

[デッドプール2] 

8点 愛は地球を救う

  1. 見た日 2022年1月30日

デッドプール無印からの続編。恋人が死んだので生きがいを失ったデッドプールは自殺を図るが死ねない。X-menに入って人生やり直そうと思ったけど被疑者の少年を救う意味も込めて撃った弾丸が凶弾と認識され無理でした。やらかしたのでデブの少年と一緒に刑務所へ。なんだかんだジャガーノートが久しぶりの登場という激アツ。さらに、義理の弟?からヘルメットを貰ったという謎設定も出てくるよ。
アメリカ人だったら笑えるようなセリフ回しがたくさんあるんだろうけど、どういうジョークなのかほとんどわからん。ただ、X-menの設定を踏襲しつつ、揶揄もしているしデップーのめちゃくちゃさが合わさってかなり面白く仕上がっている。
X-MEN並びに、他作品でも自分が評価するポイントとして突拍子もないキャラクターがいたとして設定が説明されているかどうかがあるけれど、デブの少年とターミネーターみたいな奴も全員しっかりキャラクターとして見せ場はあるし魅力も抜群でとても良いです。
加えて、今作のテーマが恐らく「復讐」という点について、デッドプール、デブの少年、ターミネーターの3人それぞれの復讐という行為とその目的が上手いこと繋がっておりストーリーがかなり良いところもポイント。それぞれがなぜこういった思考の下で行動しているのかがハッキリと劇中で明言されているところは本当に好感が持てる。昨今のシリーズ大作映画にはこれが足りない。
もうひとつのテーマ「家族」についても、デッドプールが恋人ヴァネッサと出会い愛した日々は自身の過去を振り返るうえで矛盾しかない。父親から虐待されて育ったデッドプールが家族を欲しがる日が来るなんてと。過去なんか捨てていくらでもやり直せるという明るいテーマが込められており、それらをもとにデブの少年も救えたし、未来を良いものにするために過去を変えに来たターミネーターへも結果救いの手を差し伸べることができた。前作はラブストーリー、今作はファミリー向け映画だった。決してファミリー向けの映画ではないが、家族愛に溢れている。素晴らしい映画です。

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総評

MARVEL映画を見たいんだけど、これらの無駄に長い感想全部読んでくれた皆さんはもうわかるんだろうけど、私はMARVEL映画のやりかたがめちゃくちゃ嫌いなんですよね。そのため、1作目やほぼ関係のないスピンオフの点数が異様に高くなっています。

バットマンにハマったことがあるため、アメコミ原作のシステム等は理解していますが、歴史が長いからって映画シリーズで過去をやり直すとか必要ないんですよね。スパイダーマンみたいに、完全にやり直せばいいのに過去をやり直すぜ!って言う設定のせいで1980年代なのに、2000年の未来の設備より豪華、ハイテク機器が揃っていたり。

2000年の頃に新星として登場したミュータントたちが1980年で新人としてワイワイやられたらね、もう時系列が分かんなくなるんですよね。これがノイズになって理解ができなくなる。感じろ!って言われるかもしれませんが、感じろ映画なら過去焼き直しやめろ。

それと、ミュータントがいっぱいいるせいでキャラ被りが酷い。

ビーム出す奴は敵と味方に一人ずつくらいでよいのに、初代シリーズに出てきたサイクロップスっていう目からビーム出す奴の兄(ヘソからビーム出す)が次回作の過去編で登場してその更に次回作で死んで、初代シリーズのビーム出す奴が泣いても視聴者感動できないから。

X-MENシリーズの原作ファンが求めているのかどうか知らないけれど、上手に話に繋げられる奴でないと新キャラとして登場させる必要ないと思うんだよなあ。

本作は青ゴリラ、ミスティーク、ナイトクローラーの様な青い見た目のせいで完全に差別されている。これは人種差別とかルッキズムとかそういうものに通ずるし、こいつらの扱い方が本当に上手。

制作陣達はいっそ、人権問題に踏み込みまくった方が良いのではないかなあと思う。

 

とりあえず、最新作は軒並み微妙でしたがX-MENファンにはなったので次回作以降も楽しみにしています!

 

2月以降もこの更新ができるように頑張って映画見るよ!お楽しみに!